
燕市の外壁の種類——ケイミューサイディング・金属系・モルタルの違いと積雪地帯での選び方
2026/3/31 09:32
外壁材の主な種類——窯業系・金属系・モルタル・樹脂系の違い

燕市内の住宅でよく使われる外壁材を4種類に分けて整理します。
窯業系サイディング
セメントと繊維を原料とした板状の外壁材です。ケイミュー(KMEW)・ニチハ・旭トステムなどのメーカーが製造しており、デザインとカラーのバリエーションが最も豊富です。価格と品質のバランスが良く、現在の外壁材市場でシェアが最も高い素材です。耐用年数は20〜30年程度ですが、10〜15年ごとの塗り替えと目地のコーキング打ち替えが必要です。
金属系サイディング(ガルバリウム鋼板)
アルミ亜鉛合金メッキ鋼板(ガルバリウム)製の外壁材です。吸水性がゼロのため凍害の影響を受けず、積雪地帯での採用が増えています。軽量で耐久性が高く、塗り替えが原則不要。初期費用は窯業系より高めですが、長期的なメンテナンスコストを抑えられます。
モルタル外壁
セメント・砂・水を混ぜた素材を職人が直接塗り付ける伝統的な工法です。継ぎ目のないシームレスな外観が特徴ですが、クラック(ひび割れ)が生じやすく、凍害リスクが高い素材でもあります。定期的な補修・塗り替えが欠かせません。
樹脂サイディング
塩化ビニル樹脂製の外壁材です。吸水性ゼロ・腐食なし・塗り替え不要という特性から凍害リスクの高い地域に向いていますが、日本では施工できる業者が限られ、初期費用が高めです。
ケイミュー外壁とは——サイディングの大手メーカー製品
「ケイミュー外壁」とは、ケイミュー株式会社(KMEW)が製造する屋根材・外壁材製品の総称です。ケイミューは屋根材「コロニアル」「カラーベスト」でも知られており、外壁材では「親水コート」「光触媒コート」などの機能を持つ窯業系サイディングを多数展開しています。ケイミューの外壁ラインナップはケイミュー公式「外壁材」で確認できます
ケイミューの窯業系サイディングの特徴として、以下が挙げられます。
光触媒コート・親水コートによる防汚性能
雨が降ると汚れが流れ落ちやすい親水コートや、太陽光で汚れを分解する光触媒コートが塗布された製品があります。多雨・多雪の新潟では、外壁汚れの付きにくさはメンテナンスの手間を大きく左右します。光触媒で汚れを分解するタイプはケイミュー「光セラ」も参考になります。
耐凍害仕様
積雪地域向けに耐凍害性能を高めた製品ラインがあります。燕市のような豪雪地帯ではこの耐凍害仕様を選ぶことが重要です。
豊富なデザイン・カラー
木目・石目・塗り壁調など多彩なデザインと多数のカラーバリエーションがあり、新築・リフォームどちらにも対応できます。
燕市の気候と外壁選びのポイント

燕市で外壁材を選ぶ際に特に意識したいポイントが3つあります。
凍害への耐性
積雪・凍結・解凍を繰り返す燕市の冬では、吸水性の高い外壁材が凍害で割れたり膨張したりするリスクがあります。窯業系サイディングを選ぶ場合は、耐凍害仕様の製品を指定してください。金属系・樹脂系は吸水性がゼロのため、凍害リスクが低い選択肢です。凍害の考え方は「窯業系サイディングの耐凍害性」(研究資料PDF)も参考になります。
コーキングの劣化速度
窯業系サイディングの目地に使われるコーキング(シーリング)は、多雨・寒暖差が大きい環境で劣化が早まる傾向があります。燕市では10〜12年程度での打ち替えを目安にするのが安全です。自宅住所で災害リスクを重ねて確認できる国土地理院「重ねるハザードマップ」も役立ちます。
日本海側の塩害
燕市は海岸から離れていますが、日本海側の気候で塩分を含む湿気が外壁に当たります。ガルバリウム鋼板はアルミ成分が塩害に強く、塩害地域での採用に向いています。
【参考】 気象庁 新潟の気象データ(降水量・積雪)
外壁リフォームの費用目安
燕市内・30坪の住宅を目安にした外壁リフォーム費用(足場代込み)をお伝えします。
窯業系サイディング(ケイミュー等)の塗り替え
70〜110万円程度。塗膜の劣化が主な問題で、サイディング自体が健全な場合に有効です。カバー工法(既存外壁の上から張る)
100〜160万円程度。既存外壁の撤去費が不要なため費用・工期を抑えられます。既存外壁撤去後の張り替え
130〜200万円程度。下地の状態を確認・補修できるため、根本的な解決になります。
使用する素材(窯業系・金属系・樹脂系)・外壁面積・形状によって費用は大きく変わります。正確な費用は現地確認が必要です。新潟でのサイディング外壁リフォーム費用・事例・注意点まとめも参考にしてくださいね。
まとめ
この記事では、燕市での外壁材の種類と選び方をお伝えしました。
外壁材の主な種類は窯業系(ケイミューなど)・金属系・モルタル・樹脂系。それぞれに特徴と適した用途がある
ケイミュー外壁(窯業系サイディング)は豊富なデザイン・耐凍害仕様あり。積雪地帯では耐凍害品の選択が重要
燕市で外壁材を選ぶ際は凍害耐性・コーキングの劣化速度・塩害耐性の3点を意識する
費用目安:塗り替え70〜110万円、カバー工法100〜160万円、張り替え130〜200万円(30坪・足場込み)
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